透明な君のままで


霞んだ空見上げて
流れゆく雲は
何処へ行くか考えている
答えなどどこにも無いけど

ただひたすら街をあるく
浮浪者にはなりたくは無い
涙でにじんだ世界は
僕には眩しすぎた

透明な君のままで
世界をのぞいたら壊れそう

未だ知らぬこの道はどこまでも続いてる
星の光が照らすかぎり
紫の煙が僕の心を包みこんだ